
SCENE 01
まずは、不安を言葉にするところから
「仕事だから運転しなければ。でも、何が怖いのかうまく説明できない」
配属や異動で運転が必要になったとき、「免許はあるのに相談しづらい」「同僚に迷惑をかけたくない」と、一人で抱えてしまうこともあると思います。不安の強さだけで進め方を決めず、いつ、どの場面で、どんなことが気になるかを一緒に整理します。
- お気持ちを伺うこと
- 最後に運転した時期、普段の運転頻度に加え、「後続車がいると焦る」「人を乗せると緊張する」「失敗を見られるのが気になる」なども伺います。言葉にしにくい場合は、発進・右左折・駐車などの場面を挙げながら、答えやすい順でお聞きします。
- 技術面で確かめること
- 不安が出る前後の操作や確認を分けます。たとえば発進が怖い場合は、ペダルの踏み替え、シフトの位置、発進前の周囲確認、加速の加減のうち、どこで迷うかを確認します。操作が分からないのか、分かっていても急ぐと手順が崩れるのかでも、練習は変わります。
- インストラクターと進めること
- まず停車中に操作を確かめ、必要に応じて交通の少ない環境で発進と停止を短く練習します。「ここは分かった」「ここはまだ気になる」と伝えていただきながら、説明、実践、振り返りのペースを調整します。
最初の目標は、不安をすべてなくすことではなく、「何を確認すると落ち着いて取り組めるか」をご本人と共有することです。






















