子どもの送迎や買い物のために、久しぶりに運転を始めたい方へ。5年という期間だけで必要な練習量を決めず、操作の確認から送迎ルートまで、段階を分けて準備しましょう。
運転を再開する目的を一つに絞る
最初の目標は「近所の店まで行き、駐車して帰る」など、具体的な場面にします。家族の期待や周囲との比較に合わせて、無理に難しい運転を始める必要はありません。
本記事は特定の利用者の成功体験ではなく、再開に向けた準備ガイドです。必要な回数や期間は、以前の経験、現在の状態、使う車や道路によって異なります。
最初は操作と安全確認に集中する
有効な免許と条件、車の状態、自分が対象となる保険を確認します。座席、ミラー、ペダル、シフトなどの操作は、出発前に安全に駐車した状態で確かめましょう。
可能であれば、初回の練習は子どもの世話を別の大人に頼み、指導者と運転に集中できる時間を作ります。子どもの同乗を希望する場合は、講習側の受入条件と安全な乗車方法を事前に相談してください。
チャイルドシートは年齢と体格に合わせる
6歳未満の幼児には、原則としてチャイルドシートの使用義務があります。6歳以上でも、大人用シートベルトが体に適切に合わない場合は、体格に合うチャイルドシートやジュニアシートを使いましょう。
JAFは身長150cm未満での使用を推奨しています。これは法律上の年齢要件とは別の安全上の目安です。製品の使用条件と車の説明書に従って取り付け、ベルトの位置や緩みを毎回確認してください。
送迎ルートと駐車場所を先に確認する
走行する道だけでなく、施設の送迎ルール、駐車場の入口、歩行者が集まる場所、乗り降りできる場所を確かめます。住宅街や空いている駐車場を、許可なく練習場所にしないでください。
最初は時間に余裕のある日に、指導者と目的地までの道や駐車を確認するとよいでしょう。カメラやセンサーだけに頼らず、周囲に子どもがいないか確認し、見えなければ止まります。
子どもへの対応と運転を同時にしない
走行中に子どもが泣いたり物を落としたりしても、振り返って世話をせず、安全に駐車できる場所を探して対応します。出発前に必要なものを準備し、別の大人が同乗できる場合は役割を分けましょう。
睡眠不足や強い疲労がある日は、家族の送迎や公共交通など別の手段も検討します。運転支援機能には限界があるため、疲れや確認不足を補えると考えないでください。
練習の振り返りを次の予定につなげる
走れた距離だけでなく、交差点での確認、停止、駐車などを振り返り、不安が残る場面を次回の課題にします。交通量や天候などの条件は、一度に増やさず段階的に変えましょう。
講習を検討する場合は、初めての方への案内をご覧いただき、使う車や送迎ルート、子どもの同乗条件を相談してください。
参考資料
内容確認:2026年10月4日。料金・予約・受講条件は各窓口の最新案内をご確認ください。




