普通免許の学科試験対策は、試験の仕組みを確認し、教本と問題演習を組み合わせて進めましょう。仮免・本免の違いから東京都での受験準備まで、10のポイントにまとめました。
本文見直し:2026年10月4日。手続・費用・予約方法は、受験時に住所地の警察の公式案内をご確認ください。
1. 仮免・本免と取得方法を分けて確認する
この記事は、普通自動車第一種免許の学科試験を受ける方に向けた案内です。仮免許と本免許では試験内容が異なります。指定教習所を卒業する方法と、試験場で直接受験する方法でも手続の流れが変わります。
二輪免許など、すでに持っている免許によって学科試験が免除される場合があります。「全員が同じ順序で学科・技能試験を受ける」と考えず、自分に当てはまる公式案内を確認してください。
2. 受験できる年齢と免許取得の年齢は別
2026年4月1日から、普通免許は17歳6か月以上で仮免許の取得と本免許の受験が可能になりました。ただし、普通免許の取得・免許証の交付は引き続き18歳以降です。
年齢以外にも住所・視力などの条件があります。18歳未満で試験に合格した方は、交付の時期と必要な手続も確認しましょう。学科試験に合格しただけで、一人で公道を運転できるわけではありません。
3. 問題数と試験時間を把握する
- 仮免許:文章問題50問、試験時間30分。
- 本免許:文章問題90問とイラスト問題5問の計95問、試験時間50分。
普通免許の試験は、択一式または正誤式で行われます。「全国で一般的にコンピュータを使う多肢選択試験」と決めつけず、受験先の解答方法に従ってください。練習では問題文の条件まで読み、解答と見直しに使う時間を確認します。
4. 合格基準とイラスト問題の配点を確認する
仮免許は50点満点の45点以上、本免許は100点満点の90点以上が合格基準です。本免許の文章問題は1問1点、イラスト問題は1問2点です。
イラスト問題は、1つのイラストに付く3つの設問をすべて正解した場合に得点となります。問題数と点数を混同せず、練習でも同じ配点で採点しましょう。
5. 東京都の学科試験は予約案内を確認する
東京都の学科試験は原則予約制です。指定教習所に通っている方は、卒業後に警視庁の案内から予約します。予約の受付時間は来場時間であり、試験開始時刻とは異なります。
空き状況や臨時の受付方法は変わるため、「申込みから必ず数週間後」とは限りません。最新の予約ページで会場・日時を確認し、受験できなくなった場合は予約をキャンセルしてください。
6. 持ち物は受験区分ごとにそろえる
東京都で指定教習所卒業後に初めて免許を取得する日本国籍の方は、本籍記載の住民票の写し、本人確認書類、申請用写真、卒業証明書等、予約のQRコードまたは受付番号などを確認します。住民票は個人番号を記載しないものを用意してください。
写真・書類の期限、外国籍の方、他の免許を持つ方、マイナ免許証を希望する方では条件が異なります。公式の持ち物一覧と照合し、筆記用具や必要な眼鏡等も受験先の指示に合わせて準備しましょう。
7. 再受験は予約・費用・書類の期限を確認する
不合格の場合は、次回の予約方法と持参書類を確認します。東京都の指定教習所卒業者向け案内では、再試験のたびに受験料が必要です。卒業証明書等にも期限があるため、無期限で受け直せるという意味ではありません。
個別の誤答について説明を受けられるとは限りません。普段の問題演習で間違えた分野を記録しておき、再受験に向けて教本と照らし合わせて復習しましょう。
8. 最新の教本と解説付き練習問題を使う
教習所で案内された教本や、対象免許・改訂時期が確認できる問題集を使います。アプリやウェブ教材も、解説の根拠と更新日を確認してください。
市販の練習問題を、実際に出題された公式の過去問と同一視しないことが大切です。標識の図柄は国土交通省の一覧でも復習できます。古い教材と公式案内が食い違う場合は、教習所等に確認しましょう。
9. 正解だけでなく理由を説明できるようにする
まず問題を解き、誤答を「標識」「優先関係」「駐停車」などの分野ごとに分けます。解説を読んだら、なぜその答えになるのかを自分の言葉で短く書き、翌日や数日後に解き直します。
イラスト問題では、歩行者、自転車、死角、周囲の車の動きを一つずつ確認します。語句だけで正誤を決める裏技に頼らず、問題文に示された条件と交通ルールを結び付けて考えましょう。
10. 模擬試験と当日の準備を組み合わせる
学習計画の例として、短い問題演習、誤答の復習、時間を計った模擬試験を組み合わせます。毎回の点数だけでなく、繰り返し間違える分野が減っているかを確認してください。練習で合格点に達しても、本番の合格を保証するものではありません。
前日は公式案内と予約内容を見直し、持ち物と会場までの経路を確認して休息を取ります。当日は試験官の説明を聞き、設問の読み落としや解答欄のずれがないか、残り時間で見直しましょう。
参考資料
試験形式・配点の参考資料と、東京都での手続案内です。他道府県では受付方法や持ち物が異なる場合があります。




