東京ドライビングサポートでは、運転中の「信号判断」に不安を感じている方向けに、信号判断の“認知プロセス”に着目したステップ講習を実施しています。

この講習は、信号が見えているかどうかを確認するものではありません。交通の流れの中で、今どの信号を認知し、次に何を予測して判断しているのか、その思考の流れを一つずつ整理しながら確認していく内容です。

赤・青・黄といった基本的な信号だけでなく、右折信号、歩行者信号、レーン別信号など、複数の信号が同時に存在する場面を想定し、「どの信号を見るべきか」「判断の順番は合っているか」といった認知のズレを丁寧に確認していきます。

講習では正解・不正解だけを見るのではなく、判断が遅れているのか、情報量が多くて整理しきれていないのか、あるいは見る順番がずれているのかといった点を明確にしながら進めます。

事前に資料をご確認いただいたうえで実走確認を行うことで、「なんとなく判断していた状態」から、「なぜその判断になるのかを自分で説明できる状態」を目指します。信号に対する不安や迷いを減らし、落ち着いて運転できる感覚を取り戻すことが目的です。

なお、本講習は通常のペーパードライバー講習とは別内容となり、次回の通常講習内では実施いたしません。ご興味のある方には、インストラクターより講習内容や進め方について詳しくご説明いたします。

「少し気になっている」「自分に必要か検討したい」といった段階でも問題ありません。ご不明点がありましたら、お気軽にご相談ください。